Sartoria ユウスケ オノ
先日のブログでチラッとお伝えしたとおり、白金本店内にSartoria Yusuche Onoの工房を開設致しました。水曜・木曜を除く週に5日間、常駐しておりますので随時ご注文を承る事が可能でございます。彼のコダワリや特徴、完成品などは随時ご紹介していくとして、本日は彼のプロフィールと工房の写真をご紹介いたします。
Yusuche Ono
1976年 兵庫県芦屋市生まれの35歳、宝塚造形芸術大学・産業デザイン学科を経て、セレクトショップ数社でショップ店員として従事。そこでイタリアのサルトリアが仕立てるスーツの美しさに魅せられ、2002年に渡伊。フィレンツェのSartoria Mariano Di Mario Scialesに入門し、サルトとしての第一歩を踏み出しました。
またMario Sciales時代にSartoria Giancarlo Rossi氏にも師事し、自身の原型となる礎を作りあげました。
2004年秋には活動の拠点をナポリに移し、Sartoria Panico、Sartoria Dal Cuoreの元で修行を重ね、2005年秋に帰国。
2006年1月より自身の名を冠したビスポークサービスをスタートしました。
コンセプトはフィレンツェとナポリ、まったく異なった洋服の製法、及び美意識を独自の感覚で融合させること。例えばフィレンツェ流のフロントカットとナポリならではのバストのドレープ感、ナポリ独自の増し芯の使い方とフィレンツェ独自のハ刺しの手法Etc。
また、裁断(Taglio)・縫製(Cucito)の全てを50年代〜60年代のサルトリア黄金期のカラチェニなどに見られる伝統的で非常に手間のかかる手作業でおこなっており、出来上がった時には見えることのない部分にまで妥協することなく、自身の審美眼に則った服作りを行っています。それ故に生産数は極少量に限られ、高いクオリティと個性を併せ持ったオリジナリティの高い1着を生み出しております。採寸、仮縫い、中縫い、そして完成までの全てを小野雄介自らが行います。
ORDER SUIT ¥260.000〜